サイトの不具合で別人の情報が表示されることがある
インターネットショップなど個人情報を登録しているサイトにログインすると、自分の名前とともに「ようこそ」などの呼びかけが表示されることがあります。では、もし表示されている名前が別人のものだった場合、どうすればいいのでしょうか。実際、そんなことはあり得るのかというとあり得ます。サイトの不具合により別人の登録情報が見えてしまったという問題は、頻繁に起こるとまではいえないものの、いろいろなサイトでたびたび起きている問題なのです。自分から見ると他人の情報が表示されているということは、他人がログインした場合、その画面に自分の情報が表示されてしまっている可能性は高いので、遭遇したらプライバシー保護のため早急に対処すべきでしょう。
登録していた情報は変更した方が無難
まず、すぐにでもサイトの運営者に連絡しなければなりません。その際、別人の個人情報が表示されてしまっている画面をキャプチャし、それをメールに添付して送ると伝わりやすいです。また、当然ではありますが、画面に表示されている自分とは違う人のクレジットカード情報や購入履歴などを保存したりしないこと。ただ、自分のクレジットカード情報は誰かに記録されてしまっている可能性はあるので、カード会社に連絡して再発行してもらうのもありでしょう。こうしたトラブルが起きるとニュースとして伝えられますが、それに乗じて「流出してしまったあなたの情報を削除する」などという連絡がメールであっても、決して応じないようにしましょう。
「シュレッダー」は不要になった紙を細かく切り刻む機械です。価格は高くなるものの、縦方向に加え横方向にも細かく切れる機能が付いたもののほうが機密保持の面で優れます。